ウクライナ戦争はプーチンの核使用で終結か?両国ともに出口のない戦い。

「戦争映画」は、ただ国同士が争う映画ではない。

迫力ある戦闘シーンだけでなく、涙なしには語れない数々の人間ドラマがある。

数ある戦争映画の中でも、今回は実話を元にしたエピソードのみを厳選して紹介する。

一度は見ておきたい実話の戦争映画5選!

ロシアのウクライナ侵攻は最終的にはどのようにして終結するだろうか。

今のところ、特に終結の気配が見えず、各地、特に東部と南部で、ウクライナ、ロシア両軍の一進一退の攻防が続いている。

特に最近はウクライナ側の反撃が報じられることが多いとはいえ、ロシアは世界でも有数の軍事大国であり、プーチン大統領は核の使用もほのめかしている。

さらにロシアは30万人という大規模な動員令を発令している。

こういった先の見えない情勢の中で、日本人を含め世界の人々の多くが願うことは戦争の終結である。

今回はウクライナ戦争の終結について、いくつかの展望やシナリオを示したうえで、同時に最悪のケースについても解説していこう。

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ウクライナ戦争を終わらせるのに必要なもの

これを考えるポイントは主に三つある。

まず一つ目であるが、ウクライナへの武器、経済、人道支援などといった全面的な支援が行われることだ。

最近もヘルソン州で大勝利をあげたウクライナ軍はアメリカから供与されたハイマース・ロケット砲システムを効果的に利用していた。

さらにアメリカは、ハイマース砲弾など約7億2500万ドル(約1078億円)規模の追加軍事支援を発表した。

このような支援が続けば、ウクライナ軍の軍事的な反撃はさらに進むことになるかもしれない。

このことを踏まえて二つ目として考えられるのは、ロシアが音を上げて、交渉のテーブルに着くまで追い込むことである。

すなわち、アメリカをはじめとした「西側」国家による支援が続き、ウクライナ軍の武器が枯渇せずに、戦術面でも効果的に反撃が行われれば、ロシアも戦争を続ける意味を見失うかもしれない。

なぜなら、コストとリターンが明らかに見合わないからである。

そうすれば、ロシア側も交渉のテーブルにつく可能性も出てくる。

これまでロシア側は交渉の用意があることを表明したことがあるが、いずれもウクライナ側が到底受け入れられる条件ではなかった。

ただし、ウクライナ軍がロシア軍を圧倒する状況が続けば、ロシア側も自身の面子に構っていられず、交渉のテーブルへと追い込まれるようになるだろう。

三つ目は西側の支援が途絶えた場合、ウクライナは抗戦が困難になるということである。

実質的にはウクライナというよりも西側とロシアの体力勝負なのだ。

西側の支援が十分かつ継続的に続けば、現在のように南部ヘルソン州や中南部ザポリージャ州、東部ドネツク州でロシアが大きな損失を被るであろうし、徐々にロシア側が追い詰められるだろう。

しかし裏を返せば、西側の支援がなければウクライナ側が軍事力に勝るロシア側を圧倒することは不可能である。

このような意味で、ウクライナ戦争はウクライナとロシアの戦争に見えて、実際は西側の支援とロシア側の我慢比べ、体力勝負なのである。

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ロシア国内のクーデターによるプーチン政権の崩壊

ウクライナ戦争終結に考えらえる1つとして、ロシア国内のクーデターによるプーチン政権の崩壊である。

実際、ロシアの大富豪たちからも戦争の早期終結を求める声が上がっている。

プーチン大統領に近い「オリガルヒ」と呼ばれる新興財閥のメンバーたちが戦争の早期終結を訴えているという。

さらに、ロシアのクレムリン内のエリートに広がる「ポスト・プーチン」論議も広まっているという。

9月にはプーチン大統領が予備役30万人への部分的動員令を発令したことに対し、ロシア国内で大規模なデモが発生し多くの人が拘束された。

ほかにも、ロシア側の戦死者には少数民族の人々が多く含まれているといわれている。

一方で、10月10日にはウクライナ各地にロシアからのミサイルの雨が降り注いだ。

これは、新しく戦争の総司令官となった「アルマゲドン将軍」の異名を持つセルゲイ・スロヴィキン将軍の就任初日であった。

そして、彼はシリアでの残虐行為で知られ、さらにウクライナ戦争でもタカ派、すなわち戦線拡大派として知られている。

そして、このミサイルの雨はプーチン大統領によるタカ派への配慮だといわれている。

このように、ロシア国内は様々な矛盾をはらんでいるのである。

このような状態では、ロシア軍部内にも戦争を疑問視する軍人がいるであろうし、国内の矛盾を考えればクーデターが起こる可能性を無とはできないだろう。

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核攻撃の可能性

最も最悪なシナリオは、プーチンの暴走による核攻撃の可能性だ。

YAHOOニュースにおいて、ウクライナ情勢についてのアンケートで投票数42,220票に対して、実に57.8%もの人が「核兵器がつかわれるリスク」を挙げている。

このように、唯一の戦争被爆国日本では、やはり核が使われる可能性が最も注視されていることが分かる。

では、実際にプーチン大統領が核兵器を使用する可能性はあるのだろうか。

ロシアの軍事ドクトリンによると、いくつかの可能性が考えられるという。

その一つとしては核兵器を「デモンストレーションショット」という、被害があまり出なさそうなところに撃ち込んで、ロシアの本気度を示すような使い方もあるという。

ただし、ロシアの核使用は西側の通常兵器によるさらなる反撃を誘発する可能性もあり、必ずしも合理的とは言えない。

しかし、プーチン大統領が我々の考える「合理性」と異なるところに、それを見出すとすれば、核兵器使用の可能性を完全には排除できない。

また、西側の兵器や弾薬の供与がエスカレートしすぎてもロシアを追い込むことになり、最終的に核兵器を使用する可能性もある。

つまり、ロシアを刺激しないように微妙なバランスを保ちつつ戦闘を続けなければならない状況となっていることから長期化が予想される。

このように、ロシアによる核兵器使用は必ずしも合理的とは言えないものの、プーチン大統領の行動自体を読むことはできないとして各国は警戒を続けているのが現状である。

ロシアもウクライナも勝利できない理由

現在、ウクライナの領土にロシア軍が攻め込んでいる状況であるが、長期制圧は不可能とされている。

通常、長期的に制圧するためには相手国民の2%の兵力がなければ長期間、抑え込むことができないというデータがある。

つまり、ウクライナの人口4000万人に対して、ロシア軍は80万人の兵力が必要という計算になる。

ところが、戦争の長期化によりロシア軍の兵力は減少しており、全部隊を投入しても足りない状況となっている。

つまり、ロシアはウクライナの一部の州を占領できたとしても、長期的に制圧することは不可能ということである。

しかし、ロシアも核兵器を保有していることから西側諸国も強く出ることができない状態となっている。

プーチン大統領は核使用について「脅しではない」と述べていることから、友軍の全兵力を投入して「とどめ」を刺すような攻撃をすれば、最終的に核を使用する可能性も考えられる。

この戦争はロシアとウクライナの両国ともに出口が見えない戦いとなっており膠着状態が続いている。

次の動画では、ロシアの総攻撃でもウクライナの制空権が奪えない理由について解説しよう。

「戦争映画」は、ただ国同士が争う映画ではない。

迫力ある戦闘シーンだけでなく、涙なしには語れない数々の人間ドラマがある。

数ある戦争映画の中でも、今回は実話を元にしたエピソードのみを厳選して紹介する。

一度は見ておきたい実話の戦争映画5選!