馬毛島の基地計画に市民が反対!自然保護と日本防衛どっちが重要か?

「戦争映画」は、ただ国同士が争う映画ではない。

迫力ある戦闘シーンだけでなく、涙なしには語れない数々の人間ドラマがある。

数ある戦争映画の中でも、今回は実話を元にしたエピソードのみを厳選して紹介する。

一度は見ておきたい実話の戦争映画5選!

馬毛島への基地計画が問題になっている。

馬毛島とは鹿児島県西之表市にある、周囲16.5kmの小さな島で、種子島の西方12キロの東シナ海上にある無人島だ。

馬毛島には「絶滅の恐れのある地域個体群」マゲシカが棲息していて、馬毛島の周辺は、イセエビなどが取れる好漁場なのだが、そんな小さな無人島の馬毛島に、米軍の訓練施設の移転と自衛隊基地整備の計画が出ている。

受け入れに反対する、西之表市の住民グループ「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」は、約30万人分の反対署名を防衛省に提出したが、防衛省は海上ボーリング調査などに着手する方針だ。

なぜ、馬毛島という無人島が選ばれたのだろうか?

今回は、馬毛島の基地計画の内容とスタンドオフミサイルを設置した場合の効果、また韓国の反応について解説していこう。

スポンサードリンク

馬毛島基地計画とは?

馬毛島の最高地点は島中央部の71.7mと低くて平らであるが、島には河川がなく地質は農業に適さない無人島だ。

40年前に無人島となり、今では大半の土地がむき出しになっているが、かつては緑豊かな島で「宝の島」とも呼ばれていた。

なぜ、そんな馬毛島に、基地計画が進められているのだろうか?

馬毛島の活用をめぐり、日本とアメリカは2011年、アメリカ軍の訓練移転の候補地とする文書を交わした。

滑走路を空母の甲板に見立てて空母艦載機が離着陸を繰り返す、FCLP(FieldCarrierLandingPractice)と呼ばれる陸上空母離着陸の訓練地として検討されているのだ。

馬毛島がFCLPの候補地に浮上したのは2007年だ。

だが、島の99%近くを所有していた東京の民間企業、タストン・エアポート(旧馬毛島開発)は、その前から滑走路の整備を始めていた。

現在、離着陸訓練は騒音対策のため、東京都の硫黄島で行われている。

硫黄島は東京都といっても都心から南に約1200㎞も離れた島で、さらに米軍の戦闘機が駐留する山口県の岩国基地からは、片道およそ1400km、70分をかけて飛行する必要がある。

しかし、これが馬毛島になれば、距離は3分の1以下となり、時間も燃料も節約できるというのが理由だ。

では、馬毛島に基地を作るとどうなるのだろうか…。

自衛隊基地が建設されれば、隊員の家族が移り住み、街がにぎわうし、アメリカ軍の訓練移転が決まれば、さらに数十億円とみられる交付金が地元の経済を潤すというのが、日本政府の意見である。

基地計画に反対する市民団体は「子や孫に自然のままの島を残す」と決意を述べている。

馬毛島は元々は石油の備蓄基地にするために私企業が買収した島であり、 その時は反対運動はほとんどなかったのだ。

自衛隊基地を拒否するという事は、日本の防衛の事は考えず理想論だけで反対しているのではないだろうか?

もし有事となれば、自衛隊や米軍どころか中国に馬毛島を占領されるというリスクを考えなければならない。

スポンサードリンク

馬毛島にスタンドオフミサイルを設置した場合の効果

自衛隊が新しく配備を進めようとしている「スタンドオフミサイル」とは、敵の対空ミサイルの射程外から攻撃できる射程の長いミサイルである。

つまり、敵艦艇の射程圏外から攻撃できるということだ。

敵国基地への攻撃が目的ではなく、敵ミサイルの射程を上回る攻撃兵器がなければ、護衛艦や戦闘機は敵艦へ接近しての肉薄攻撃を強いられる。

馬毛島に「スタンドオフミサイル」を設置した場合、有事の際に中国艦艇などを攻撃することができることになるのだ。

中国艦艇の行動を抑制でき、相手領域内で日本への攻撃を阻止する「敵基地攻撃」ができるというわけだ。

台湾有事の可能性をめぐり、最近「大方の予想より迫っている」という発言が相次いで出ている。

台湾有事になれば、鹿児島も戦域となる恐れがある。

本格的な上陸、台湾の離島への侵攻、サイバー攻撃や国内かく乱を合わせた侵攻など、いずれの危機も考えなければならないのだ。

台湾有事が起きたなら米軍も支援することが考えられるため、状況によっては自衛隊も動かなければならない可能性も0ではない。

台湾有事にアメリカが介入すれば、約5万人が駐留する在日米軍基地は出撃拠点となるのだ。

つまり、中国の攻撃目標は艦艇や航空機だけでなく在日米軍基地もターゲットになるということだ。

台湾情勢が緊迫した場合でも、在日米軍が介入すれば、日本も安全保障関連法に基づき、米軍の後方支援を行うというシナリオが、現実味を帯びることになる。

スポンサードリンク

馬毛島基地について韓国の反応

馬毛島の基地計画について、なぜか韓国が過剰に反応している。

「日本とアメリカがタッグを組み、馬毛島に基地を作ろうとしている」と思っている韓国は、日本が小さな無人島に大型不沈空母を作り、アメリカに貸し出して、アメリカと共同使用するためだとしか思っていないのだ。

つまり、韓国にとって馬毛島は脅威でしかないのだ。

日本に遅れをとらないために韓国は「射程距離の長いミサイルや原子力潜水艦などを保有しないといけない」

「馬毛島は、中国に刃先を向けるための島だ」

「韓国も、済州島に基地を作ろうとしているが、反対運動があり進めることができない。その間に、日本は、馬毛島に基地を作る計画が進んでいる。」

との考えもあるようだ。

「アメリカさえいなければ、韓国にとって日本など敵ではない」

そういう韓国人も多い。

馬毛島に基地ができるのは、韓国にとっては脅威であるというのは、確かにそうかもしれない。

韓国にとって、日本は「アメリカがいないと何もできない国」という認識があるのだろう。

日本が、アメリカと手を組んでいる以上、韓国は日本に手出しはできない。

馬毛島に基地を作ろうとしている日本のことを、韓国をはじめとする周辺諸国は日本が挑発しているとの認識が高い。

自然保護か日本防衛か

東シナ海の上にある、鹿児島県の小さな無人島、馬毛島。

馬毛島に米軍の訓練施設・自衛隊の基地ができることに海外は注目しているようだ。

とくに韓国からは、日本を敵視しているからなのか批判が絶えない。

地元の西之表市の住民からも「ものすごい騒音被害が考えられる」と反対の意見が絶えない。

沖縄県の普天間基地付近の住民からの騒音被害で分かるように、確かに米軍の訓練施設ができるということは少なくとも騒音は考えられる。

今も、反対住民たちの戦いは続いている。

中国や北朝鮮による武力行使による行為を未然に防止するには、馬毛島に基地を建設することは自然保護よりも優先事項なのではないだろうか?

次の動画では、敵基地攻撃能力が装備されることが検討されている海上自衛隊の潜水艦の戦術や利点について解説しよう。

「戦争映画」は、ただ国同士が争う映画ではない。

迫力ある戦闘シーンだけでなく、涙なしには語れない数々の人間ドラマがある。

数ある戦争映画の中でも、今回は実話を元にしたエピソードのみを厳選して紹介する。

一度は見ておきたい実話の戦争映画5選!