10式戦車の実力とは?値段は8億円!弱点は装甲の薄さ!

「戦争映画」は、ただ国同士が争う映画ではない。

迫力ある戦闘シーンだけでなく、涙なしには語れない数々の人間ドラマがある。

数ある戦争映画の中でも、今回は実話を元にしたエピソードのみを厳選して紹介する。

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陸上自衛隊の主力戦車である、10(ひとまる)式戦車。

1両あたりの値段は約8億円とされ、他の戦車と比較すると10トン以上重量がかるく、スピードが速いのが特徴だ。

悪路でもスラロームしながら正確な射撃ができる戦車である。

しかし、軽いということはそれだけ装甲が薄いということでもある。

戦車の能力というのは、攻撃力と防御力だけでなく、長い距離を走れる航続距離も重要となってくる。

今回は、10式戦車の性能と内部、また弱点について解説していこう。

しまかぜ

10式戦車の迫力の動画と内部映像の動画もあるから最後まで見てね!

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10(ひとまる)式戦車とはどのような戦車か?

10式戦車

三菱重工が作り上げた国産戦車で現在、陸上自衛隊では主力となっているのがこのヒトマル式戦車だ。

重量は約44トンで諸外国の戦車よりも10トン近く軽量化されている。

ディーゼルエンジンでにターボチャージャーを搭載しており、1200馬力ものパワーを生み出し、前進と後進ともに70キロでの走行可能だ。

旧来の戦車は重装走行化に伴い重量が重くなり機動性に欠けるという問題点があり、より機動性を必要とする現在の戦闘について行くことが困難という問題を抱えていたのだ。

この問題を解決するために生み出されたのがこの10式戦車である。

この戦車の特徴は軽量であることで、それに見合わせ複合装甲を採用しているため、軽量ながら貫通徹甲弾を弾く高い防御性能を備えている点だ。

装甲をセラミックなどの繊維で軽量化し、特殊な防弾鋼板を使用することで、防御力を維持したまま、軽量化も両立している。

主砲は従来の44口径120mm滑腔砲より13%軽い、新開発された滑腔砲を装備しており、左右にスラローム装甲しながらでも正確な射撃が可能となっている。

各種センサーを搭載することで命中精度や目標を自動追尾し攻撃する機能も備えている。

燃費については、エンジン性能が表立つことで、移動可能距離を計算される恐れがあるため非公開となっている。

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10式戦車の内部

10式戦車の内部はいたってシンプルな3つのエリアから構成されている。

内部には防御用プレートが装備されており砲弾から車内にいる人員を守るための安全策も設けられている。

車長席においては外部の様子を確認することが可能としたモニターを搭載しており、車外に取り付けられているカメラから外部の様子を確認できるため、旧来の戦車のように外に車長が出て自ら外部の様子を確認する必要はない。

さらに、自動装てん装置を設けたことにより、従来の戦車では5人の人数を必要としていたところ、10式戦車はたったの3人と言う乗員で戦車を運用することができるようになった。

乗員は車長、操縦士、砲手の3名で運用している。

従来までは、車長が外部の様子を確認し、通信士は別に配置する必要があったのだが、10式戦車においては、通信士及び砲手も車長席から担えるようになっており、人員を削減して運用可能としているのである。

一方、砲撃システムが万が一起動しなくなった場合に備えて、マニュアル制御による砲撃を行うことも想定している。

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10式戦車の弱点とは?

10式戦車の弱点であるが、それが防御力である。

そのため、現在の機動性を重視した戦略から重装甲化による適地進軍と言う手法のほうが良いのではないかと論じられている。

その理由であるが、装甲強化によっても徹甲弾が貫通してしまえば人員が爆発に巻き込まれて被害を受けることから、絶対に貫通してはいけない防御力の高い装甲のほうが良いのではないかと議論されている。

複合装甲でも、絶対に弾が貫通しないという保証はなく、機動性を重視するとなると重量の関係から装甲を薄くしなければならない。

他の国においては複合装甲を取り入れつつ、重量が増えてもよいので貫通しない装甲を作り出すという動きがみられるのだ。

現代の戦車は、対戦車戦よりも対空戦や地雷に対応するようになっている。

対戦車地雷は10キロ前後が一般的で、兵士が夜間などに敵の車両が通過するような場所に設置する。

重さが150キロ以上ある重量が加わると爆発したり、数回の圧力が加わると爆発仕組みのものがある。

兵士が乗っても爆発せず、再度掘り起こして場所を変えることができるというメリットもある。

対戦車地雷の威力であるが、軍用トラックなら木っ端微塵、装甲車なら大破、戦車であればキャタピラを破壊して走行不能にすることが可能だ。

そのため、装甲は前面や側面だけでなく、地雷の被害を軽減するために底面の装甲も重要となってくる。

その結果、戦車自体の重量が重くならざるを得ず、スピードや航続距離が犠牲となることはいたしかたない。

しかし、10式戦車は装甲が薄いぶん、スピードは出せるが、対空、対地雷に対する防御力が弱いといわれている。

他にも10式戦車の自動装てん装置にも問題があり、もし間違った砲弾を入れた場合、一度砲弾を打ち出してから出ないと替えることができないという問題だ。

ドイツの戦車部隊においては人間が装てんした方が正確で速いとさえ言われているのだ。

自動装てんのメリットは人員削除と、もし攻撃を受けた際の人的被害軽減であるが、優秀な隊員と言えども、状況によってはヒューマンエラーにより砲弾選択を誤る可能性も0ではない。

10式戦車 まとめ

10式戦車に関しては様々な意見があり、再度重装甲という考えも持ち出されている点を考えると、機動力を生かした戦闘スタイルが必要であるかは、正直なところ微妙であるとしか言えない。

というのも専守防衛という観点から見れば、敵を見つけていてもこちらから攻撃することはできない。

つまり相手の攻撃を受けた後に攻撃をすることになるため、防御力が重要となってくる。

現代の戦闘は対戦車だけでなく、対空、地雷などあらゆる方向からの攻撃が想定される。

また、攻撃の精度が上がっている現代戦では、装甲の薄い部分をピンポイントで狙うこともできる。

そのために、被害を低減させて隊員の命を守るために、機動性だけでなく防御力も重要となるのではないだろうか。

「戦争映画」は、ただ国同士が争う映画ではない。

迫力ある戦闘シーンだけでなく、涙なしには語れない数々の人間ドラマがある。

数ある戦争映画の中でも、今回は実話を元にしたエピソードのみを厳選して紹介する。

一度は見ておきたい実話の戦争映画5選!