ロシアの軍事力の実態に迫る!空母、戦闘機、AIロボット兵の開発

「戦争映画」は、ただ国同士が争う映画ではない。

迫力ある戦闘シーンだけでなく、涙なしには語れない数々の人間ドラマがある。

数ある戦争映画の中でも、今回は実話を元にしたエピソードのみを厳選して紹介する。

一度は見ておきたい実話の戦争映画5選!

2021年10月23日、中国海軍及びロシア海軍の艦艇合計10隻、艦載ヘリコプター6機が津軽海峡を通過した。

津軽海峡の中央部分は日本の領土から22㎞以上離れているため、国際法上どこの国にも属さない「公海」と呼ばれ、日本の領海ではないのだ。

そのため、ロシア、中国艦隊をはじめ、いかなる国の艦船に対しても航行の自由が保障される。

この両艦隊は津軽海峡を通峡したのち、日本に沿って南へ下り、東シナ海で共同で訓練を行った。

この行動について、中国側は「特定の第三国を想定したものではない」と説明しているが、実際は米英豪による新たな安全保障条約である「AUKUS(オーカス)」に対する牽制であることと推測される。

今回は、ロシア海軍、空軍の装備や特徴について、またロシアが導入しようとしている無人機によるAIロボット戦術について解説していこう。

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ロシアの海軍力

まず、ロシアの海軍力であるが、配備艦艇はこのようになっている。

ロシア海軍

・空母1隻
・原子力潜水艦(弾道ミサイル搭載型)13隻
(巡航ミサイル搭載型)9隻
(攻撃型)18隻
・通常動力潜水艦22隻
・巡洋艦6隻、駆逐艦18隻
・フリゲート艦10隻
・コルベット艦46隻
・高速戦闘艇21隻
・戦車揚陸艦19隻

その他に航空機186機、ヘリコプター185機を保有している。

人員は約14万8千人、航空部隊約3万1千人、海軍歩兵約3万5千人、沿岸防衛陸上部隊約2千人を含んでいる。

ソ連崩壊後、ロシア海軍の戦力は低下する一方であった。

その後に誕生したプーチン政権により国防予算は増大し、2000年以降には再建の目処がつくようになった。

特徴的な兵器としてはロシア唯一の空母であるアドミラル・クズネツォフで、12度の角度をつけた世界初のスキージャンプ甲板を採用している。

意外にもロシアは空母を1隻しか保有しておらず、その理由としてはいくつか考えられるが、まず展開できる海域がオホーツク海か日本海しかないこと、空母は維持費がかなり高いことから経済的な面、また、条約の関係で空母はボスポラス海峡が通峡できないなどが挙げられる。

搭載機としてはSU-33戦闘機が12~15機、SUー25UTG艦上練習機3~5機で、これはSUー25の艦上攻撃機であるSUー25Kの研究用の際の発着訓練機である。

Kaー27PL対潜ヘリコプター、Kaー27Ps捜索・救難ヘリコプター、Kaー31早期警戒ヘリコプターなど合計50機以上になる。

空母グズネツォフは、多くの問題点を抱えており、脆弱な推進システムにより航海中に煙突から黒煙を噴き出す姿が確認されている。

2017年以降、20年寿命を延ばすための改修が行われており、2022年に試運転が行われる予定である。

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ロシアの空軍力

ロシア空軍の空軍力は、世界ランキングで第2位である。

ソ連の崩壊により弱体化したとはいえ、世界で2位の戦力を今だに保持している。

ロシア空軍の配備航空機はこのようになっている。

ロシア空軍

・戦闘機873機
・爆撃機742機
・輸送機424機、
・練習機497機
・高性能特別機127機
・ヘリコプター1522機

ロシアの戦闘機として代表的なのはスホーイが挙げられる。

SUー27はアメリカ空軍のFー15を凌ぐとも言われている格闘性能と長い航続距離をもつ戦闘機だ。

SUー30はSUー27を改良して発展させた戦闘機であり、インドにも輸出されている。

SUー33はSUー27の艦上戦闘機タイプで、その発展型のSUー35との相違点は、高度な電子機器であるアビオニクスの搭載、エンジンの強化、空中給油機の取付、航続距離の拡大、主翼の強化によるミサイル搭載量の増大がある。

最新鋭のSUー57はステルス戦闘機であり、現在量産されており、最終的には76機の保有を予定している。

価格はアメリカ空軍Fー35の半分、F-22の5分の2と抑えられているが、アメリカのステルス機よりも優れている点があるとロシアの航空専門家は発言している。

爆撃機としてはバックファイアーと呼ばれる中距離爆撃機TUー22Mのほか、アメリカ空軍のB-1爆撃機に対抗して開発された戦略爆撃機TUー160ブラックジャックを保有している。

TUー160は本来、TUー95の後継機となるはずであったが、ソ連が崩壊したために35機しか生産されなかった。

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ロシアの無人機によるAI戦術とは?

ロシアは新たにAI部隊を新設する予定である。

主役は人工知能(AI)を搭載したロボットと無人機になる。

すでにロシアは2021年の軍事演習で戦車型の走行車両ロボット兵器「ウラン9」を登場させている。

この兵器は、2km以内の目標に対して自動で識別を行い、砲撃及びミサイル攻撃を行うことが可能である。

今後10年~15年後には、ミサイル発射の決定などの自立行動を全てAIが行うようになるという予想である。

米国安全保障会議(NSC)の発表によると「中国とロシアの軍事に関するAIの技術は米国の遥か先をいっている」と言われている。

ロシアの空挺部隊にはドローンが既に配備されており、軍事用ドローンである「OrionーE」も2022年より大量生産が開始される見込みである。

同機は監視用及び攻撃用があり、シリアにも配備されている。

攻撃用の軍事ドローンは「神風ドローン」「自爆型ドローン」「神風ストライク」と呼ばれ、その名の通り、標的にドローンが体当たりを行い破壊することを目的としている。

この戦術は人が乗っていないという点を除けば、神風特攻隊と同じ攻撃方法である。

しかも、このドローンはコストがあまりかからず、小国でも購入が可能であるという利点もある。

これからは、あらゆる兵器の無人化が、どんどん進んでいくことになるであろう。

今後のロシアの軍事力

ソ連が崩壊して、米ソの冷戦が終了した時には、今後もはや大国同士の戦争の危機はなくなるであろうと考えられていた。

ところが中国が、どんどん勢力を拡大していき、今やアメリカと対等な立場まで上り詰めてきた。

それとは逆に一時期ロシアは衰退を続けていたが、その後の経済成長によりロシア軍は、かつての勢いはないものの軍事力を回復させてきている。

それに、現在においてもアメリカの兵器に対抗できる兵器を作り続けているのはロシアである。

中国をはじめとする共産主義国の多くはロシア製の兵器を輸入して改造を加え使用している。

その性能は、アメリカ製の武器に決して引けを取ってはいない。

そういう意味においては米ソの戦いは今だに続いていると言える。

「戦争映画」は、ただ国同士が争う映画ではない。

迫力ある戦闘シーンだけでなく、涙なしには語れない数々の人間ドラマがある。

数ある戦争映画の中でも、今回は実話を元にしたエピソードのみを厳選して紹介する。

一度は見ておきたい実話の戦争映画5選!