ロシアが開発した「とんでもない巨大兵器」5選!その驚くべき特徴とは?
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世界には驚異的なサイズの軍用兵器が存在する。

その代表としてロシアが建造した世界最大の原子力潜水艦「ベルゴロド」は、恐るべき最終兵器を搭載しており、その威力は計り知れない。

同じく「ズーブル級」エアクッション揚陸艦や、200人を空輸できる大型輸送ヘリなど、そのサイズとスピードで戦場に革新をもたらしている。

今回は、ロシアが開発した驚異のサイズと力を持つ5つの巨大兵器について解説していこう。

しまかぜ

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恐るべき最終兵器を搭載する世界最大の原潜ベルゴロド

ベルゴロドは、かつてソ連が誇ったオスカー級を基にした改良型、オスカーII級原子力潜水艦だ。

この巨大な潜水艦の建造計画は、ソ連の崩壊の翌年、1992年に始まった。

ところが、当時の政治と経済の混乱の渦中で、計画は一度中断されてしまった。

2000年8月、北方艦隊に所属していた同型艦のクルスクが演習中にバレンツ海で艦首の魚雷発射管室で爆発事故を起こし、乗員全員が亡くなるという悲劇に見舞われた。

これにより、ロシア海軍は重要な戦力を失い、ベルゴロドの建造が再び注目されることとなったのだ。

だが、資金の問題は解決しておらず、2006年に艦が80%完成したところで、再び建造は中断された。

2012年、新たなプロジェクトとして、特殊作戦用の潜水艦として建造が再開され、ベルゴロドは設計が大きく変更され、船体は30m延長されて全長184mになった。

これにより、日本の「たいげい型」「そうりゅう型」の84mを大きく上回り、アメリカのオハイオ級170mをも凌ぎ、ベルゴロドは世界最大の潜水艦となったのだ。

水中排水量は30,000トンに達し、2基の加圧水型原子炉を搭載。

水中での速度は32ノット(59km/h)であり、潜航深度は500以上、乗員120人が120日間連続で潜航することが可能だ。

オスカーII型は、500~700kmの長射程P-700対艦ミサイル24発を搭載していたが、これはアメリカの弾道ミサイル防衛には対抗し難く、ベルゴロドではそれを回避する新たな武装が装着された。

それが、核魚雷「ポセイドン」である。

ベルゴロドの前方部分には、約2メートルの直径を持つ開口部が確認されている。

これは通常の魚雷発射管よりも格段に大きく、直径約0.6メートルの通常サイズの魚雷と比較して、3倍以上の巨大さを誇る。

この巨大な発射管は、ベルゴロドの特異な装備である6発の「ポセイドン」を格納・発射するためのものと見られている。

これらの発射管がベルゴロドの戦術的な能力を如何なく発揮し、その脅威を増大させていることは間違いないだろう。

ポセイドンと名付けられたこの原子力核魚雷は、原子力推進の力により、ほぼ無限の航続距離を誇り、60ノット(約110km)の驚異的な速度で水中を自律航行することができる。

深さは、圧倒的な最大深度1000メートルに達するといわれ、これは米国製MK-50魚雷の深度をはるかに凌駕している。

その核弾頭の威力に関しては、さまざまな見解があるが、ロシアの報道機関によれば「最大で約2メガトン」であると伝えられている。

このエネルギーは、広島に投下された原爆(15キロトン)のおよそ130倍に相当する。

ここで一つ、ポセイドンが大規模な津波を引き起こす可能性に関する説も存在する。

しかしその点については、津波のエネルギー規模を考慮すると、2メガトンでは十分なエネルギーを持っていないかもしれない。

例として、2011年に発生した東日本大震災のエネルギー量は、広島型原爆の31,000倍とされており、それを基に考えると、2メガトンでは大規模な津波を生み出すことは難しいと考えられるだろう。

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戦車もヘリも搭載できるエアクッション揚陸艦ズーブル級

エアクッション揚陸艦ズーブル級は、ロシアが誇る巨大なエアクッション揚陸艦で、船体が空気で浮き上がり、水上を高速で滑走する技術を有している。

全長57メートル、全幅25メートル、排水量555トンというサイズで、世界最大のエアクッション艇として知られる。

戦車や装甲車など、最大500トンの兵器や物資を運搬可能であり、さらに対艦や対空ミサイルといった兵器まで装備している。

ズーブル級は、ソビエト連邦時代の1980年代に開発が始まり、1991年に就役した。

計画では8隻の製造が予定されていたが、ソビエトの崩壊に伴い6隻のみの完成となった。

このうち、2隻はウクライナへ、1隻はギリシャへと引き渡され、残る3隻がロシア海軍に配属されている。

中国もこのズーブル級の技術を取得し、4隻を自国で製造・就役させている。

最大の特徴は、時速116㎞という高速で浅瀬や陸上の不整地でも活動できる点にある。

航続距離は300マイル(555㎞)で、高波状況でも安定した動きを見せる。

艦は前後にランプドアを持ち、兵器や物資の迅速な積み下ろしが可能。

さらに、ヘリコプター甲板も備えているため、ヘリコプターの発着にも対応できる。

装備は、30mmCIWSを2基、140mmの22連装ロケットランチャーを2基、そして4連装対空ミサイルを4基搭載し、その武装は非常に充実している。

これにより、艦は対艦ミサイルや敵航空機の脅威から自己を防御することができるだけでなく、上陸作戦を支援する前哨戦闘や、地上部隊の掩護も効果的に行えるという、まさに豪華な装備仕様である。

運用面では、空挺部隊と協同して、友軍主力が到着する前の先遣隊として、迅速かつ力強い戦力投入が計画されていた。

また、速度と輸送能力を活かし、敵地に機甲部隊を投入するために、複数の艦が協調運用されることも考慮されていた。

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200人を空輸できる大型輸送ヘリコプターMi-26

ロシア製の大型輸送ヘリコプターMi-26は、史上最大のヘリコプターだ。

20トンもの貨物や80人以上の人員の輸送能力を持ち、軍事から民間まで広範囲に使用されている。

また、災害救助や消火活動などの非常時の対応にも一役買っている。

このヘリコプターは1970年代に設計され、1983年にはソビエト連邦軍での運用がスタート。

Mi-26のスペックは驚異的で、全長40メートル、主回転翼の直径32メートル、最大離陸重量56トンという巨体である。

また、8枚翼のデザインは世界で初めて採用された。

強力な双発エンジンは合計で2万3000馬力を生み出し、最大で295㎞の速度で1950㎞の距離を飛ぶことが可能。

特筆すべきは、1つのエンジンが停止しても他のエンジンの補助を受けて飛行を継続する能力がある点だ。

Mi-26はロシアだけでなく、ベラルーシ・ウクライナ・中国などでも稼働している。

歴史的な出来事として、1986年のチェルノブイリ事故時には上空からの散布活動、2008年の四川大地震での復興支援、そして2011年の東日本大震災時には日本への救援隊として派遣された。

チェチェン紛争の時に、一度の飛行で200人近くを空輸したエピソードが伝えられている。

さらに、2002年の衝撃的な事件で、一機のMi-26が地対空ミサイルの攻撃を受け、その衝撃により127名のロシア兵が亡くなるという、ヘリコプター史上極めて痛ましい事故が発生している。

カスピ海の怪物エクラノプラン

エクラノプランは、ロシアの手により製造された特大の地面効果翼機だ。

地面効果を活用し、低高度を高速で飛行するこの航空機は、驚異的な全長73m、翼幅44m、最大離陸重量380トンを誇り、そのサイズでは世界一の地面効果翼機となっている。

主要な武装として6基の対艦ミサイルを搭載し、これにより敵艦へ高速の接近攻撃が可能。

500キロメートルの最高速度で、最大100トンの貨物輸送も可能だ。

この航空機は1970年代にソビエト連邦での開発がスタートし、1987年に初めての就役を果たした。

「エクラノプラン」という名前の地面効果翼機は、まさに航空機と船の中間的存在として知られている。

この驚異の乗り物は水面直上を高速で進むが、実際に水に接触することはなく、水面から1~5メートルの極低空を飛行する。

この現象を支えているのは、「地面効果」という空気力学の法則である。

このエクラノプランの持つ驚異的なスピードと、水面ギリギリを飛ぶためのレーダー探知の困難さという2つの特性を組み合わせて、ソ連軍は冷戦期間中、様々なバリエーションでの実験を行った。

結果として、これらのエクラノプランはソ連とイランの境界に近い広大なカスピ海地域に配置され、その圧倒的な存在感から「カスピ海の怪物」という異名を得た。

そして、2020年7月にデルベント近くの海岸へと移され、観光スポットとしての役割を果たすこととなった。

総じて、エクラノプランはソビエト連邦の先進技術と軍事戦略を体現する、世界最大の地面効果翼機として名を刻んでいる。

最大478発ミサイルを搭載 キーロフ級原子力ミサイル巡洋戦艦

キーロフ級、ソビエト連邦海軍・ロシア海軍の象徴的な重原子力ミサイル巡洋艦の艦級で、全世界で最も大型の水上戦闘艦だ。

この艦級は、強力な対水上打撃能力と防空能力を併せ持ち、その頑強な装甲のため、時折巡洋戦艦としても言及される。

キーロフ級ミサイル巡洋艦は1974年から1998年までの間に4隻が進水したが、当初は5隻の生産が計画された。

だが、ソビエトの崩壊が原因で5番艦の建造は見送りになった。

既に完成した4隻は以下の通りである。

就役したキーロフ級

アドミラル・ウシャコフ
アドミラル・ラーザリェフ
アドミラル・ナヒーモフ
ピョートル・ヴェリーキイ

キーロフ級は、全長252m、全幅28m、排水量28,000トンの巨大な艦艇である。

原子力と蒸気タービンの両方を使用するハイブリッド方式を採用しており、最大速力は32ノットに達し、乗組員は合計で727名である。

2023年の後半には、3番艦の「アドミラル・ナヒーモフ」に関する性能試験が行われる予定であるという情報が明らかにされた。

この艦は驚異的な数、最大478発ものミサイルを搭載することが可能で、それによりロシア海軍でも最強クラスの艦とされる存在である。

さらに、ショイグ国防相は「アドミラル・ナヒーモフの海上試験は2023年の後半に実施される予定であり、その試験が終われば、艦は北方艦隊に加わり、任務を遂行する。そして2024年末までには最新のアップグレードが完了するだろう」とコメントした。

アドミラル・ナヒーモフは最先端の装備と、長距離かつ高精度の兵器システムを装備予定であると伝えられている。

主な武装として、P-700 グラニート長距離艦対艦ミサイルやS-300防空ミサイル、短距離のキンジャール艦対空ミサイルなどがある。

また、対潜ロケット発射機や魚雷発射管、CIWSや130mmの連装砲も装備している。

キーロフ級は、ソビエト及びロシアの海軍技術と戦略的意図を示す、重原子力ミサイル巡洋艦だ。

現在ロシア海軍には4隻を保有、そのうち3隻は近代化改修中で、残る1隻は退役予定である。

次の動画では、世界の巨大空母5選について解説しよう。

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